みなさんは、金融機関からの転職を考えたことはあるでしょうか?一昔前までは、会社を転職するなんて考えたことがない方がほとんどだったと思います。
「この会社に入ったら一生尽くそう」と考えていた人もいたでしょう。しかし、今は転職を考える人が多くなってきました。
とあるアンケート結果では、7割の人が一度は転職を経験したことがあるというデータもあるくらい、転職という文化が浸透し始めています。転職をする方はさまざまですが、金融業界からの転職ももちろん例外ではありません。
「金融業界って結構安定しているけど、転職する人いるの?」と思う方もいかもしれませんが、「金融業界で自分はやりきった」と思い、転職に踏み切ろうとする方もいらっしゃるでしょう。しかし、「金融業界しか知らない自分が転職できるだろうか」と不安に思う方もいると思います。
今回はそのような悩みを持っている方に対してどうすれば転職できるのかを具体的に解説していき、転職サイトの使い方まで紹介していきます。
転職サイトの活用方法などが分かるだけでも、どのようなタイミングで利用して転職を有利に進めていけばよいかが見えてくるでしょう。この情報を得ることで、明確なものが見えてくると思います。
転職を考えていらっしゃる方へのヒントになってくれると幸いです。
金融業界から転職をするには
金融業界から転職するためには、以下のふたつのステップで進めるとスムーズに活動ができるでしょう。
- 行きたい業界の求人数が多い転職サイトを探す
- 転職エージェントサービスを活用してみる
行きたい業界の求人数が多い転職サイトを探す
金融業界から転職するためのステップ1つ目は、行きたい業界の求人数が多い転職サイトを閲覧してみることです。世の中には多くの転職サイトが存在します。
どのサイトも幅広い求人数を紹介していますが、その中でも、○○業界に特化した転職サイトも存在します。業界に特化したサイトのメリットは、転職したい業界の求人数が他のサイトに比べて多いため、転職できる可能性が高くなる可能性があります。
未経験歓迎の求人から、経験者優遇の求人まで、幅広く取り扱っています。先ほどお話したように自分が棚卸した結果、どのような会社であれば採用に近づけるかを、サイトを見ながら分析していくことも大事になってきます。
転職エージェントサービスを活用してみる
金融業界から転職するためのステップ2つ目はサイトを閲覧したあと、転職エージェントサービスを利用してみるということです。転職活動はどうしても孤独との戦いになってしまうことが多いです。
自分ばかりで考えてしまうと、どうしても不安などがつきまとってきます。そんな時は、思い切って転職エージェントを利用してみましょう。
経験豊富なスペシャリストがあなたの転職をサポートしてくれます。ステップ1で説明したような棚卸を第三者の目線で客観的にアドバイスしてくれるため、自分1人では気づけなかった欠点や魅力までしっかりと判断してくれます。
その上で、あなたに合った転職先をアドバイスしてくれるでしょう。また、履歴書や職務経歴書の書き方や面接対策などの細かい部分までサポートしてくれるので、これほど心強い味方はいません。
一人で悶々と活動している方は、相談だけでもしてみることをオススメします。
自分が行きたい業界への転職は未経験でもできるのか?
ここで気になるのは、自分が行きたい業界では、未経験者の採用もやっているのかということだと思います。さまざまなサイトの求人を見てみると、「経験者優遇」という文字を多く見かけます。
これを見ると、「やはり未経験は転職をあきらめたほうがよいのではないか」と不安になってしまうのも無理はありません。ですが、諦める必要はまったくありません。
もちろん転職活動を一人で行っていると、壁にぶつかる可能性はあります。しかし、そのような時こそ先ほどお話した転職エージェントを利用するということも視野に入れる必要があります。
やはり、業界のことをある程度調べていえるとは言え、プロの指摘やアドバイスをもらうのともらわないのでは雲泥の差が出てきます。そして、アドバイスをもらった上で、以下のふたつを明確に意識する必要があります。
- なぜ行きたい業界に転職したいのか
- 行きたい業界で何をしたいのか
なぜこの2つが必要なのかを説明していきます。
なぜその業界に転職したいのか
1つ目は、「なぜその業界に転職したいのか」ということです。みなさんが採用担当者の立場であればどうでしょう?「なぜ金融業界からこちらの業界に転職しようと思ったのですか?」と質問したとします。
「特に理由はなく、金融業界でやりきったからです」と答えが返ってきたら、その方を採用したいと思うでしょうか?もちろん今回の答えは極端でしたが、相手には悪い印象しか生まれませんよね。
したがって、この理由を明確に言葉にできることが必要になってきます。
金融業界で何をしたいのか?
2つ目は、「その業界で何をしたいのか」ということです。金融業界で働いた経験がある方なら分かると思いますが、金融業界をひとつとっても、銀行や証券会社、クレジットカード会社や生命保険会社など、さまざまな職種があります。
また、それぞれの会社でもやるべき業務内容はまったく違います。その構図と同じように、あなたが行きたいと思っている業界にも、様々な職種が存在するということです。
やりたいことを明確に決めず、自分が持っている業界のイメージだけで転職を考えることは本当に危険であり、面接官に見透かされます。ですので、業界や職種などをしっかりと調べた上で、「この職種または会社に入社してこのような事業に挑戦したい」という固い信念や明確な思いを語れるようにしておきましょう。
まとめ
今回は、転職活動を成功させるための具体的なステップを2つ紹介してきました。どのような職種に就くにしても、転職サイトはかなり有効な手段になります。
現在は転職サイトを利用せずに転職を成功させることはかなり難しくなっています。また、多くの情報を取得できたり、実際に働いている人に対してのインタビュー記事を掲載しているサイトもあります。
現場の生の意見をきくことで、働き方に対するイメージができるのではないかと思います。また、転職サイトにはスカウトサービスという機能もついており、自分の経歴をサイトに登録しておくと、経験した職種に似たような会社から応募しませんかというスカウトが届きます。
自分が経験してきた職種なので、比較的取り組みやすいものが多いですし、スカウトをもらえることに喜びを実感できると思います。今回紹介してきたように、転職サイトには多くの便利なサービスがあります。
しかし、最終的には、あなたが行きたい業界に対しての熱い思いです。ここを持てなければ、せっかくの転職活動も無駄なものになってしまいます。
自分の転職に対する軸だけはしっかりと持って活動をして頂きたいと思います。
外資系金融機関から転職するポイント!
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