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外資系金融業界の業務内容および転職を考える際に必要なスキル!

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みなさんは、外資系金融業界についてご存じでしょうか?就職活動でもかなり人気の業界となっており、競争率もかなり高い業界となっています。

しかし、「外資系企業って聞いたことはあるけど、どんな会社なの?」「どんな仕事をやるの?」という方も多いと思います。そこで今回は、「外資系企業とは?」というところから、仕事内容や転職に必要なスキルについて解説していきます。

外資系企業への就職や転職を考えている方はぜひ参考にしてもらえたらと思います。

目次

外資系企業とは?

外資系企業とは、資本の3分の1以上を外国法人あるいは外国人が持っている企業のことを指します。ただし、これはあくまで目安の1つであり、外資系企業という明確な定義は存在しません。

なぜなら、企業によっては、外資の金額の比率が異なってくるからです。したがって、大きな意味は「外国人によって出資がされている企業」という位置づけになっています。

他にも、外国企業と共同出資をして設立された会社や、もともとは日系起業として設立されたものの、外国の企業に買収されてしまった企業なども外資系企業に含まれます。

なぜ外資系金融は人気なのか?

では、なぜ外資系企業は人気が高いのでしょうか?大きな理由は3つあります。

  1. 年収が高い
  2. 能力によって裁量の大きい仕事ができる
  3. 専門的なスキルが身につく

1つずつ解説していきます。

年収が高い

外資系企業が人気な理由の1つ目は、年収が高いからです。これはかなり大きな魅力の1つです。外資系企業の特徴として、基本給よりも、インセンティブ給をかなり重要視されます。

つまり、「実力主義の会社が多い」ということを意味します。しっかりと仕事で結果を出すことができれば、上司などへのアピール材料になるからです。

そして、自分の実力が給与に反映されることが目に見えてわかるようになれば、さらに頑張る原動力となります。「自分の実力を試してみたい」という方にはオススメです。

能力によって裁量の大きい仕事を任される

外資系企業が人気の理由の2つ目は、能力によって裁量の大きい仕事を任されることです。上記の「年収が高いから」の項目でも少し触れましたが、結果を出すことができれば、裁量の大きい仕事に携わることができます。

外資系企業では、入社して1年目は2年目でプロジェクトのリーダーを任されることも不思議ではありません。「結果を出す」⇒「上司に評価される」⇒「裁量の大きい仕事を任される」⇒「給与が上がっていく」という構図になっています。

もちろんかなりの努力が必要にはなりますが、「裁量の大きい仕事をしてみたい」「多くの人を巻き込んで仕事をしてみたい」と考えている方は、ぜひ挑戦するという選択肢も考えるとよいでしょう。

専門的なスキルが身につく

外資系企業が人気の理由の3つ目は、専門的なスキルが身につくことです。日系企業の特徴としては、入社した方の適正を判断するために、さまざまな部署を経験させるいわゆる「ジェネラリスト」という考え方が一般的になっています。

しかし、「外資系企業」の特徴としては、ひとつの分野に特化した「スペシャリスト」を育てる傾向にあります。スペシャリストとして活動できれば、自分の得意な分野に対しては自分の実力を存分に発揮できます。

仮に、やむを得ず退職しなければならない状況に追い込まれたとしてもほとんど心配はいらないでしょう。なぜなら、「外資系企業での就業経験」はかなり強力な武器になるため、転職活動でも有利に働くからです。

したがって、このような専門的なスキルが身につけられることを求めて転職を考える人も多いです。

どのような仕事内容があるのか?

外資系金融業界は、大きく4つに分けられます。

  1. 投資銀行
  2. 証券会社
  3. 保険会社
  4. クレジットカード会社

また、この4つの会社でも業務内容が分かれますが、今回は一番人気が高い投資銀行の業務内容について解説していきます。

投資銀行での業務内容

投資銀行での業務です。投資銀行での業務は以下の4つです。

  1. IBD
  2. マーケット部門
  3. リサーチ部門
  4. アセットマネジメント部門

IBD

IBDとは“Investment Banking Division”のことで、投資銀行の花形部門と言われています。具体的には、資金調達の提案や企業のM&Aなどを行います。

主に、大手企業などが顧客になるため、この部署に行きたいという人が多いです。

マーケット部門

マーケット部門は株式や為替など「金融商品」を営業・売買することが主な業務内容になります。銀行や保険会社などの運用部門を顧客とし、金融商品を取引しています。

マーケット部門で取り扱う商品は特に大きな差がないため、熾烈な競争を強いられます。その中を勝ち取っていかなければならないため、自社の商品をいかに魅力的に伝えることができるかといった能力が求められる場合が多いでしょう。

リサーチ部門

リサーチ部門はその名の通り、金融関係の調査や分析を行う部門になります。金融関係は、かなり幅広い分野の知見が必要になります。

また、金融関係だけでなく、経済動向まで把握しなければならないため、相当量の分析能力が求められます。幅広い知識に加えて、高い専門性の両方が求められてきます。

通称「投資銀行の頭脳」と呼ばれているようです。

アセットマネジメント部門

最後は、アセットマネジメント部門になります。こちらは、顧客企業や個人の資産運用を行う部門です。

資産運用が主な仕事になるため、金融商品に関するハイレベルな知識を求められます。あくまで、「顧客の資産を増やすこと」が仕事になるため、金融商品に関するリスクやメリットなどを十分に把握して提案できるような能力が必要になってきます。

転職に必要なスキルとは?

外資系金融業界に転職するためには、以下の2つのスキルが

必要になります。

  1. 語学力
  2. 専門的なスキル

語学力

必要なスキルの1つ目は、語学力です。外資系企業は、英語が話せて当たり前と言った文化があるため、相当量の語学力が必要になります。TOEICの点数だと、800~850点レベルが求められます。

外資系企業での会話はほとんど英語しか話さないところが多いため、「英語は苦手だ」という方にとってはハードルが高い企業になってきます。

専門的なスキル

スキルの2つ目は、金融に関する専門的なスキルになります。外資系企業は、「スペシャリスト」人材を好んで採用します。

そのため、転職する際には、金融に関する高い専門的な知識やスキルが求められます。また、未経験で転職することが厳しいと分かっている方は、新卒で日系の金融機関に就職してから、外資系企業への転職を考える方もいます。

どちらにしても高いハードルを乗り越える必要があります。

まとめ

今回は、「外資系企業とは?」という部分から、転職に必要なスキルを紹介してきました。紹介してきた通り、専門性を重視する場面が多いため、かなりハードルが高いことは間違いありません。

しかし、実力次第で自分自身の給与や昇進に反映されていけば、若くして重要なポストに就くことも不可能ではありません。また、近年では日系企業でも「結果主義」を取り入れる会社も多くなってきています。

そのため、外資系企業で経験を積んでおくと、日系企業での評価も高くなる可能性もあります。どちらにしても、転職を考える際は、しっかりと下調べをした上で活動していき、内定を勝ち取って頂きたいと思います。

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