IFAは、未経験でも始めやすく、副業としても最適であることから人気急上昇中の仕事です。
この記事では、IFAが副業に向いているのはどの部分か、IFAを副業として始めるときにはどこからどう始めればいいか、さらには副業でIFAという仕事を始めるときにどういったことに注意しなければならないかという点について説明します。
IFAに興味がある、これからIFAを目指したい、自分がIFAに向いているのかどうかわからないという方は、ぜひ参考にしてください。
IFAが副業に向いている理由
IFAという仕事の中で、どの特徴が副業に向いているのでしょうか?
- 本業を活かせる
- IFAの求人が多い
この2点が非常に大きいです。
本業を活かせる
IFAを副業にするということは、IFA以外に本業を別に持っているということです。ちなみに、IFAと深くつながっている本業です。
例えば、銀行員、金融関係、証券会社、生命保険会社に勤めている方、保険代理店の方、税務会計事務所の方といった職種の方です。
特に、証券会社の方は、転職してIFAを本業にする方も多いです。このことから、証券会社での仕事を本業にしていると、IFAという仕事を副業にしやすいと分かります。
本業とつながりの深い副業をすることで、相乗効果が期待できます。仕事の幅が広がり、紹介できる金融商品も増えるでしょう。
さらに顧客の方へは、要望に沿った提案ができるようになるでしょう。副業として、本業の仕事を活かせるのがIFAという仕事です。
IFAの求人が多い
そもそもIFAという仕事をオススメするのは、求人が多いという理由が挙げられます。ちなみに、複数のIFA法人で募集があります。
IFAとして仕事をしている方が、まだまだ少ないということも要因のひとつです。今後、5年10年後のことを考えると、IFAの仕事をする方は増えてくると考えられます。
顧客側としても、自分のライフスタイルに沿った提案を受けるのは、信頼度が高まります。IFAという仕事の認知度がまだまだ浸透しきっていない中、今後増えてくるIFAは、まず副業として始めるのがオススメです。
副業としてIFAを選ぶとよい理由は、ほかにもあります。
- 仕事をするのに、時間や場所が自由
- 本業の合間というより本業と掛け合わせて仕事が可能
- 出社の必要がないので自由
- 年齢・性別に関係なくできる
- 居住地域に限らずできる
- オンラインやネットを利用できる
- 本業と合わせて高収入が可能
- 初心者でもできる
まず副業で始めてかつ本業のキャリアも活かせるのが、自由度の高いIFAです。
IFAを副業で始める場合には
副業としてIFAを始める場合の流れは、次の通りです。
- IFA法人にコンタクト
- 条件を確認する
- 資格を取得する
- 契約を締結する
- 研修やセミナーに参加する
- IFAとしてスタート
条件を確認する
IFAという仕事を副業でやってみようと決めたら、まずはIFA法人を探します。
複数のIFA法人があるので、いくつかコンタクトしてみましょう。
資料を請求したり、説明会に参加します。説明会は、対面でもオンラインでも、対応してもらえます。時間にとらわれないオンラインが増えています。
IFA法人それぞれの条件を確認します。
IFAの仕事は、業務提携という契約です。契約にあたり、IFA法人によって、バック率の割合が変わってきます。
バック率とは、商品が売れたときに、IFAに手数料が入る割合です。これが、IFAとしての収益です。
複数のIFA法人とコンタクトする中で、条件を確認しながら、自分に合うところを探していきます。
転職サイトでは、比較表がダウンロードできます。オリジナルの表を作って寄り比較しやすくすると、IFA法人の条件が確認できます。
はじめからひとつに絞らず、複数のIFA法人に資料請求しましょう。説明会やセミナーに参加してみましょう。
個別面談で、どのようにIFAとして活動したいのか、始めるにあたっての疑問点、資格取得までのスケジュールなども相談してみましょう。
一か所だけに相談するよりも、いくつかのIFA法人に相談することで、客観的な視点から解決方法を得られるかもしれません。
バック率などの条件を比較して、パートナーとなるIFA法人を見つけましょう。
資格を取得する
IFAとして仕事をする場合には、資格が必要です。外務員資格という資格がないと、金融商品紹介業はできません。
外務員資格について学び、試験日を選んで申込をして受験、試験の正解率が70%以上で合格です。その後、外務員資格の登録をして完了です。
これから、資格について学び試験を受けようと考えているなら、IFA法人との個別面談で、スケジュールも相談するとよいでしょう。
FP(ファイナンシャルプランナー)という資格に関しては、必須の資格ではありません。しかし、IFAとして仕事をする上で有利になります。
何が必要で、何が有利なのか、資格についてもパートナーとなるIFA法人に確認して、IFAの仕事のスタートを目指しましょう。
業務契約を締結する
IFA法人が決まったら、いよいよIFAとして契約を締結します。IFAという仕事は、IFA法人とは業務提携の契約です。
正社員ではないため、固定給はありません。完全出来高制で、商品を売ったときの手数料の一部がバック率によって収入になります。
業務提携の契約が締結したら、いよいよIFAとしての仕事をスタートさせることができます。IFA法人によっては、業務提携の契約締結後に、さらに研修やセミナーを受講しなければならない場合があります。
IFAを副業で始めるときの注意点
副業でIFAを始めるときに、IFA法人にコンタクトしたり資格を取得する以前に、考えておくべき項目があります。それは、本業の会社が副業について認めているかどうかです。
本業の会社の副業について
今現在、本業として会社に勤めているなら、副業を始める前に会社としては副業を認めているのかいないのか、事前に確認しておきましょう。副業が認められているなら、そのままIFAを副業とする準備を始めましょう。
もしも、会社が副業を認めていない場合、規約違反になります。IFAという副業をあきらめるのか、それでも副業をしたいと考えるなら、会社を辞めて副業が認められている会社に変わらなければなりません。
それぞれの顧客へ対応するために
もうひとつ、IFAとして働く場合に、考えておくことがあります。顧客ひとりひとりのライフスタイルに寄り添って、提案をしていくIFAです。
最新の情報は、自らアップデートしていきましょう。いつでも説明できるように、把握しておきます。金融商品の情報については、メリットデメリットだけでは不十分です。
その商品を買った後、ライフスタイルはどう変化するかというベネフィットまで考えて提案します。ライフスタイルは、お客様ひとりひとりによって違ってきます。その部分をうまく対応するのがIFAです。
常に最新かつ有意義な情報をお客様に提供できるように、リサーチや事前準備を怠らないようにしましょう。
IFAに転職するには?
IFAへの転職活動を行う際に、自ら転職活動を行う人もいるが転職エージェントを使うことをおすすめする。
転職エージェントを使えば、彼らが代理で法人の詳細な情報をヒアリングしており、詳しい情報を聞くことができる。
また、転職エージェント経由での採用に特別なインセンティブテーブルを設けているケースもあったりする。
国内では、マイナビの金融エージェントや、ビズリーチなどの優良サービスも多数存在する。
その中でも、特におすすめなのがアドバイザーナビの「IFA転職」サービスである。
同社は日本初のIFA特化の転職エージェントとして証券会社のOBが立ち上げた会社である。業界理解も深いため、キャリア形成において非常に有益な提案がもらえると考えられる。