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IFAの報酬体系とは?業務委託や正社員でのメリット・デメリットも解説します!

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最近話題となっているIFAですが、その働き方にはいくつかの種類があるのをご存じでしょうか?

そこで今回は、IFAの働き方に伴う報酬体系や勤務形態について解説します。

目次

IFAの報酬体系とは?

IFAの報酬形態は以下の2通りがあります。

  • 業務委託としての報酬
  • 正社員としての報酬

1つ目は、業務委託として活動した上で報酬をもらうという方法です。業務委託を行う場合は、内閣総理大臣の許可などを得た上で、IFA法人に所属して業務を行っていきます。

また、IFAの報酬は、直接もらえる訳ではなく、証券口座を開設してはじめて報酬が発生します。開設した口座から取引が発生した場合には、そこから取引手数料の何%かを報酬として受け取ることができます。

さらに、金融商品だけでなく、保険の販売も行うことで、保険の販売会社からも販売手数料としてもらうことができます。IFA法人に所属する人のほとんどは、「生命保険募集人資格」を持っている人が多くいます。

この資格を取得することで、金融商品の他に、生命保険などの販売もすることができます。保険会社が売りたい商品に対しては、報酬が上乗せされていることもあるため、商品知識を身につけることで、さらにアップする可能性もあります。

そして、保険会社やIFA法人によって、IFAへの報酬の還元率が違うため、自分の目でしっかりと見極めて決めることが重要になります。

ここで、IFAを業務委託で行うことのメリットとデメリットを紹介していきます。

業務委託で働くことのメリットとは?

  1. 自分の努力次第で収入を青天井にすることができる
  2. 時間と場所を選ばずに働くことができる

自分の努力次第で収入を青天井にすることができる

メリットの1つ目は、自分の努力次第で収入を青天井にすることができます。業務委託は完全歩合制のため、自分がやった分だけ収入に跳ね返ってくるのです。

前述したような「生命保険募集人資格」をはじめとした資格を持つことで、金融商品だけではなく、幅広い商品の仲介や販売ができます。

ということは、それだけ収入の柱も多く持つことができるでしょう。また、以前の記事で紹介した「事業承継」などは、かなり複雑な業務であり、負荷がかかる業務ですが、完了したあとの達成感と報酬はけた違いになります。

そこをどう取るかは個人によって違いますが、やりがいがあることは間違いないでしょう。

時間や場所を選ばずに仕事ができる

メリットの2つ目は、時間や場所を選ばずに仕事ができることです。業務委託のため、しっかりとした知識を持てれば、どこででも仕事をすることができます。

顧客との関係値を保つことができれば、ある程度の融通を聞いてもらうことも可能になるでしょう。ただし、あくまでも顧客の対応はしっかりと行うことが大事です。

業務委託で働くことのデメリットとは?

  1. 成果を出さなければ収入がない
  2. IFAの事務負担が多い
  3. 休日でも顧客対応を求められることがある

成果を出さなければ収入がない

デメリットの1つ目は、成果を出さなければ収入がないということです。これは業務委託や個人事業主といった方にはつきものです。

成果を出せば収入を伸ばせるという反面、成果を出さなければ収入がないということも少なくありません。また、顧客を持てない時期や、関係性をしっかりと構築できなければ、あなたのもとから離れて行ってしまう可能性もあります。

また、業務をおろそかにしてしまい、顧客の信頼を失ってしまえば、何ヶ月も成果が出ないという可能性も否定はできません。ひとつの行動が収入や信頼関係に直結するということを自覚しなければなりません。

IFAの事務負担が多い

デメリットの2つ目は、IFAの事務負担が多いということです。業務委託ということもあり、確定申告などの事務作業も行わなければなりません。

また、IFAとして独立したての時は、自分から営業をかけていかなければなりません。「顧客開拓能力」が必要とされてきます。

もちろん、ある程度余裕があれば、税理士などに確定申告をお願いできるかもしれませんが、経済的に余裕ができない場合は、事務作業と営業活動を並行して進めていかなければなりません。かなり大きな試練が待っているでしょう。

休日でも顧客対応を求められる時がある

デメリットの3つ目は、休日でも顧客対応を求められる時があるということです。業務委託は休日があってないようなものなので、顧客の金融資産の状況が悪化したら、顧客のもとへいき、状況を把握した上で、対策を練っていかなければなりません。

また、顧客を多く持っている人ほど、いつどのような状況になってしまうか分かりません。金融商品や不動産、株式などは、1秒単位でどのような動きをするか予測不可能です。

自分で休日と定めても、顧客の状況次第では、対応に追われるということをリスクとして認識する必要があります。しかし、顧客と長いお付き合いをしていく上で、困った時に素早く対応してくれるIFAがいると、安心して任せることができるので、評価が高くなる可能性が高いでしょう。

正社員としての報酬形態

もうひとつの働き方は、正社員として働いて報酬をもらう方法です。基本的には、ほとんどの会社と一緒で、会社と雇用契約を結んで活動します。

ここでは、正社員として働くメリット・デメリットを紹介していきます。

正社員として働くメリット

  1. 安定して給料が支払われる
  2. 転勤がない

安定して給料が支払われる

正社員として働くメリットの1つ目は、安定して給料が支払われることです。業務委託は、収入が不安定な面がありますが、正社員は、他の会社同様に安定して給料が支払われるため、収入面で大きな困りごとというのはほとんどないでしょう。

また、社内のシステムを使えたり、営業活動に関する交通費や交際費は会社負担となるため、これも正社員の特権になるでしょう。

転勤がない

正社員で働くことのメリットの2つ目は、転勤がないということです。多くの会社は転勤がありますが、IFAでは、転勤がありません。

他の企業のように、担当が変わって引き継ぎをすることもなく、顧客と長いお付き合いをすることが可能です。また、転勤がないことで、ご自身や家族のライフプランなども考えやすくなるでしょう。

正社員として働くデメリット

  1. 業務委託IFAに比べると収入が上がりにくい
  2. ノルマがある
  3. 出社する必要がある

業務委託IFAに比べると収入が上がりにくい

正社員として働くデメリットの1つ目は、業務委託IFAに比べて収入が上がりにくいということです。固定給があり、業務委託に比べてリスクや負担がない分、還元率が低い傾向にあります。

一概には言えませんが、営業成績がよい方や、「リスクが大きいけど、「稼ぎたい」という方は、業務委託として働くことも視野に入れてもよいかもしれません。

ノルマがある

正社員として働くデメリットの2つ目は、ノルマがあるということです。ここに関しては、顧客に対して親身な提案ができるようにノルマを設定しないところもあれば、会社や商品ごとにノルマを設定するところもあります。

法人ごとの方針をしっかりと理解した上で判断することをオススメします。

出社する必要がある

正社員として働くデメリットの3つ目は、出社する必要があるということです。現在では、リモートワークが進んできているため、在宅ワークを許可しているところもありますが、基本的には出社して業務を行うところもあります。

IFA法人の規約に則って勤務することが求められます。こちらも確認が必要になります。

まとめ

今回は、IFAの報酬形態、正社員や業務委託として働くことのメリットやデメリットをご紹介してきました。

どちらの体制で働くにしても、メリットやデメリットはついてきます。また、ご自身がどのように働きたいかによっても違ってきます。

したがって、お互いのメリットデメリットをしっかりと確認し、後悔しない転職や独立をして頂きたいと思います。

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