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IFAには強みと弱みがある!?起業・独立するなら弱点を知ること!

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近年では、IFAという働き方が注目を集めています。IFAとは、独立系ファイナンシャルアドバイザーの略で、証券会社や銀行などから独立して、顧客の資産運用やライフプランに対してアドバイスをする人のことを指します。

ここ最近日本人が投資に対して興味を持つようになってきました。また、現在起こっている円安や物価高の影響を受け、将来に対しての不安から投資に挑戦する人も多いようです。

そのような情勢から、IFAという職業を目指す方も増えてきました。しかし、どのような職業なのか分かりづらい点も多く、素人では何が良くて何が悪いのか分かりません。

そこで今回は、IFAを目指す方のために、強みや弱みについて解説します。

目次

IFAの概要

投資や株に興味を持ち始めた日本人が増えるにつれて、IFAという仕事も注目を集めてきました。

しかしながら、知識のない投資からはリスクしか生まれません。その動きに伴い、IFAという職業の需要も高まってきており、転職や独立を考える人も増えてきています。

ただ、どの職業にも通じますが、強みと弱みを知らなければ、転職して損をすることになってしまいます。そうなっては元も子もありません。

そこで必要なことは、IFAとはどのような職業なのか、その強みや弱みは何かを知ることです。

IFAの強み

  1. 幅広い金融商品を扱うことができる
  2. 顧客ファーストの提案ができる

幅広い商品を扱うことができる

IFAの強みの1つ目は、幅広い金融商品を扱うことができるという点です。IFAになるには、証券外務員試験に合格でき、内閣総理大臣を通してIFAとして登録することで、IFAとして活動することができます。

証券外務員試験も一種と二種がありますが、一種に合格することで、金融リスクの高い商品も扱うことができます。さらに、以下の資格や知識を得られれば、自分が提案できる金融商品が増えるため、業務内容の幅が広がります。

生命保険募集人資格

有価証券や株式などは、値動きなどもかなり激しいため、少しでも油断すれば、価値が下がり、大事な資金を失う可能性が非常に高いです。

そのようなことを総合的に考えて提案することが重要となります。また、生命保険募集人資格という資格を取ることができれば、「生命保険」を取り扱うこともできます。

生命保険は、多くの方が自分の将来のことを考えて加入している方が多いので、しっかりと相手の状況をヒアリングした上で、その方に最適な提案をすることができます。

FP(ファイナンシャルプランナー)

FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を取得すると、資産運用に必要な資金を捻出するためのライフプランニングまで行えます。

もちろん資格がなくても、ある程度のライフプランニングはできますが、資格を持っていることで、顧客からの信頼を集めることができます。

さらに、「どのように削減したらよいか」というお悩みを根本からヒアリングしていくことで、顧客に無理な負担を負わせることなく投資を提案することができるでしょう。

宅地建物取引士資格試験

宅地建物取引士資格試験(宅建)を取得することで、不動産投資に対するアドバイスもできるようになります。最近は不動産投資への関心も高くなってきています。

不動産投資も、株式投資同様知識が浅いまま挑戦し、多額の負債を抱えている方も少なくありません。物件の選び方や運用のやり方によっても変わってくるため、投資のリスクも含めて提案することができれば、顧客の信頼を得ることができるでしょう。

事業承継(M&A)に関する知識

ここ最近M&Aを行う会社も増えてきています。少子高齢化になり、後継ぎを探すことができず、泣く泣く廃業を迫られている企業も出てきています。

また、最近のコロナウイルスで営業を続けることができず、お店を閉店しなければならない状況に追い込まれたところも少なくありません。

もちろん、弁護士や税理士などが主に手続きを行いますが、IFAとして経験を積んでいくことで、一部でも任せてもらえることができるでしょう。経営者の方との信頼関係が構築できるとともに、人脈という資産も手に入れることができます。

そうすれば、今後のIFA人生にプラスになることは間違いないでしょう。

顧客ファーストの提案ができる

IFAの強みの2つ目は、顧客ファーストの提案をすることができるという点です。証券会社や銀行に所属していると、どうしても自分のノルマや会社の利益のことが気になり、バック率が高い金融商品を提案しがちです。

もちろん、会社に所属しているのであれば、会社の利益やノルマ達成のために行動することは当たり前のことです。しかし、自分のノルマや利益のことを考えすぎるあまり、金融商品のデメリットを隠して提案したり、そこまで利益が出ない商品をバック率のために提案しすぎるといった行動に陥るリスクも秘めています。

後々、ご自身の信頼関係の崩壊へとつながる可能性もあるということを十分理解した上で提案する必要があります。

IFAの弱み

  1. 幅広い商品を扱えるがゆえに、ひとつのミスが命取り
  2. IFA法人は証券会社より事業規模が小さい

幅広い商品を扱えるがゆえに、ひとつのミスが命取り

IFAの弱みの1つ目は、幅広い商品を扱えるがゆえに、ひとつのミスが命取りになってしまうということです。先ほどの強みの部分と少し重なる部分もありますが、資格を取得すれば、多くの商品を取り扱うことができます。

そうすれば、その分の手数料や還元報酬は格段に上がることでしょう。しかし、ひとつの分野の知識でも中途半端になってしまうと、顧客から預かった資産をリスクにさらしてしまう可能性も出てきます。

自分の私利私欲のために提案をしないことも重要ですが、中途半端な知識で提案しないことも重要です。

もしリスクがありそうだったり、知識が中途半端な時は、無理な提案をせず、顧客に対してなるべくリスクが低く、自分の知識で自信のある商品を提案していくことを優先していくべきでしょう。

顧客の信用や信頼関係を壊すことほどIFAの活動に支障が出ることはありません。顧客ファーストで提案して、きちんとした知識をつけていけば問題ありません。

IFA法人は証券会社より事業規模が小さい

IFAの弱みの2つ目は、IFA法人は、証券会社より事業規模が小さいということです。そのため、顧客からの信頼を得るためには、いばらの道を覚悟することが必要になるかもしれません。

しかし、それでも一歩ずつでも進んでいき、来てくださった顧客の問題を解決するためにひたむきに頑張っていくことで、突破口を開くことができるでしょう。

会社員の入社したての時と似ている部分があるかもしれません。初めは何もわからずただひたすら目の前の業務へと励んでいく。

そして、その努力が評価されていけば、次々と新しい仕事を任せてもらえるようになる。道は険しいかもしれませんが、最初から諦めることはないでしょう。

まとめ

今回は、IFAの強みと弱みに関して解説していきました。ここでおさらいです。

IFAの強み

  1. 幅広い金融商品を扱うことができる
  2. 顧客ファーストの提案ができる

IFAの弱み

  1. 幅広い商品を扱えるがゆえに、ひとつのミスが命取り
  2. IFA法人は証券会社より事業規模が小さい

もちろん、どの分野にも強みや弱みは存在するものです。完璧なことなどありません。

しかし、強みや弱みを知ることで、どのような戦略を立てればよいか考えることはできます。また、ご自身が常に勉強することを怠らずに精進していくことで打開できる可能性も十分にあります。

十分にリサーチをして情報を集め、ご自身の後悔のない選択をしてもらえることを願っています。

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