「銀行員を辞めて転職したいけどなんだか怖い」「銀行員を辞めると後悔しそうでなかなか転職の決心ができない」など、銀行員を辞めたいけど転職に不安を感じることかあると思います。
そこで今回は、銀行員を辞めて転職した時に起こる変化についてご紹介します。
なぜ転職の決心ができないのか?
まず、なぜ転職の決心ができないのか考えてみましょう。決心できない要素は、以下のことが考えられます。
収入の変化
転職を考えている人のほとんどが、この収入の変化を不安に思っていると思います。家庭がある方は特に、収入の変化に敏感になります。
転職先での収入や今後の生計についてシミュレーションし、家計に大きな影響がないことをしっかり調べることが大切です。
仮に収入が減少する場合、なぜ収入を下げてでも転職をしたいのか、その理由や根拠を明確にしておく必要があるでしょう。
家族の反対
こちらは収入の変化にも関係しますが、やはり家族の反対があると転職を決心しづらいです。 確かに、メガバンクで働いていた旦那が急に転職したいと言われたら家族は戸惑うこともあり、反対するのも当然です。
転職をしたい本人も、転職の意思が弱いとその家族の反対に負け、転職したいという気持ちを持ったまま働くことになってしまいます。転職したいという気持ちを持ったまま働くことは精神的にも辛く、本人のモチベーションにも大きく影響します。
転職を家族に打ち明ける場合には、決心をした理由を話すこと、そして転職後のプランもきちんと説明できる状態になった上で家族に打ち明けるのが良いでしょう。
考えられる銀行員から転職して起こる変化
次に、銀行員から転職した場合どんな変化が起き、どんな後悔するポイントが出るかを考えてみましょう。
収入の減少
1番後悔するポイントになりそうなのが収入の減少です。もし銀行員から公務員に転職した場合、下記のような収入に変化します。銀行員の平均年収が450万円〜840万円、公務員の平均年収が440万円程度とされており、影響の大きい方だと、収入が半分近くまで減少することも予想されます。
公務員は企業が倒産する恐れなどがなく、毎月安定した収入を得ることができます。しかし、銀行員より収入が減ってしまいます。収入が減ってしまいますが、収入が減少した時臨機応変に対応できるのならば後悔はしなくても済むかもしれません。
たとえば、生活水準を下げる、生活費を下げるなど、収入が減少した際は何かしらの対策をしなければいけません。もちろん言葉で言うのは簡単ですが、この生活水準を下げるというのは、生半可な覚悟ではやっていけない厳しいことでもあります。
ただし、これは公務員に転職した場合なので、転職のポイントを押さえて転職活動をすれば、年収を維持したままの転職も十分可能です。もっとも良いのは、年収を下げない形で転職することが、本人はもとより家族にも不安な思いをさせない最良の方法です。
福利厚生
厚生労働省が常用労働者が30人以上の民間企業5,300社から行った調査から、各手当の支給割合を知ることができます。たとえば、扶養や育児に関する手当は71.1%、住宅手当は44.8%となっています。
このようなデータから半数以上の企業が住宅手当が支給されていないことがわかります。収入面だけに気を取られ福利厚生の確認をおろそかにすると、転職後出費が増え手取りが少なくなってしまいます。
転職先にどのような福利厚生があるのかもしっかりチェックする必要があります。福利厚生は転職先の企業により異なり、銀行にはなかったお得なものも数多く存在します。特に住宅手当については、直接収入の支出につながる福利厚生のため、もらえるところを探すというのもポイントです。
会社の将来性への不安
銀行員から中小企業などに転職した場合、その転職先の会社が100%安泰で定年まで働ける保証はありませんよね。転職先に入社してから「本当にこの会社に転職して正解だったのかな」と後悔する人は少なくありません。
転職後にそういった後悔をしないためにも、転職する際は本当にその会社で本当にいいのかと慎重に決める必要があります。もちろん働いてみないと分からない点も多々ありますが、実際の転職系口コミや勤めている方に話を聞くなど、転職前にやれるアクションはたくさんあります。
転職するにあたって登録しておきたい転職エージェント
転職先を闇雲に探すのは大変ですよね。そこで、転職する際に登録しておくといい転職エージェントを紹介します。
下記の3つは実績もある優良エージェントであるため、ぜひ参考にしてください。
マイナビエージェント
1つ目は、20代〜40代前半向けに全業界・職種の求人を取り扱っている「マイナビエージェント」です。マイナビエージェントは、各業界の転職事情に通じた専任アドバイザーがいます。
そのため、多くの求人の中から自分に最適な求人を見つけることができます。また、書類の添削、面接対策、転職企業とのスケジュール調整などをしてくれるなど、初めての転職活動でも手厚いサポートを受けられて安心です。
基本的に転職が初めてで分からないという方でも、専任アドバイザーに頼ることで、大抵の疑問や不安は解消されると思っても良いでしょう。
リクルートエージェント
2つ目は、人材業界最大手のリクルートグループが運営する総合型転職エージェントの「リクルートエージェント」です。業界最大級の求人サイトを掲載しているため、自分に合った求人を見つけることができます。
業界に精通した転職のプロがあなたの強み・適性を把握しキャリアプランを提示してくれます。また、土日・平日の夜など曜日・時間などを問わずに都合がつくときに面談を調整してくれるので、平日仕事で忙しい方でも安心して利用することができます。
現在の業務が昼夜問わず忙しない、土日にも対応せざるを得ないことがある方にとっては、非常に心強い転職エージェントです。
Doda
3つ目は、転職フェアやイベントが多く転職に関する情報をたくさん得ることが期待できる 「doda」です。リクルートエージェントに次ぐ求人数を持っているため、大企業から中小企業まで20代後半〜30代向けの求人の数・質・幅が充実しています。
Doda最大のポイントは、独自コンテンツが充実しているところです。 会員登録すれば無料で参加できるイベントが毎週のように開催されているため、企業の人事と会えたり、面接対策や自己分析などのノウハウを学ぶことができます。
企業人事の方と直接会って話を聞きたい、自己分析をしてより良い転職につなげたいなど、スキルアップにつなげない方にとっては、利用価値のある転職エージェントとなります。
まとめ
銀行員からの転職で後悔するかしないかは、転職前の事前準備が大きく左右します。転職後に後悔しないためにも、転職先の収入面・福利厚生面をしっかりチェックして、転職後の生計がどのようになるのか家族とよく話し合う必要があります。
仮に収入面において、銀行員時代よりも減少してしまう場合、なぜ収入を下げてでも転職したいのか、転職するメリットはあるのかなど、家族に説明できれば納得してくれるでしょう。
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